2013年2月28日木曜日

東高円寺UFO CLUB

東高円寺UFO CLUB
大学生のころからお世話になっているライブハウス。
 トイレ照明が赤い。
 前はアンプやドラムにマイクがなかったけど、ここ数年はある。

ベーシストとして出ることが多い
鍵盤を弾いたこともある。エアギターもした。

2013年2月24日日曜日

ギブソン レスポール・スタンダード

Gibson Les Paul Standard(1958)
野村義男さん所有の1958年製レスポール。
 1958年から1960年に作られたこのギターは、お高いことで有名。

 この写真は、CSで放送されていた「野村義男ギタースタジオ匠」という番組で野村さんのギターコレクションを紹介するコーナーがあり、そこで紹介するために持ってきてくださったのを撮らせていただいたもの。

 このギターを間近で見られることはそうそうないのでジロジロじっくりと拝見し、記念に写真を撮らせてもらおうと野村さんに許可をいただきに行ったら、野村さんはこのギターを「ガッ」と掴み、ぼくに手渡してきたのです。
 正直、怖くて手に持ちたくなかったので「いやいいです結構です」と断ったら、野村さんは「ほら!いいから!ほら!」と押し付けてくださいまして、そうして撮られたのがこの写真です。

 とにかく「何があってもどんな事態が起きても落とさないようにしよう」「どうかヌルヌルの手汗をかきませんように」としか考えておらず、ネックの握りがどうだとか、ちょっと鳴らした生音がどうだとか、そんなのできるわけないだろう。そんな余裕なかったよ。
 かろうじて、わりと軽かった、ということだけ覚えています。ギターの専門誌や研究本で読んだ「'58や'59や'60は重たくない」という話を実感できました。

2013年2月21日木曜日

日本武道館

ザ・フーの単独公演を観に行ったときの写真
初めて日本武道館で観たライブは、1995年のレニー・クラヴィッツ。4thアルバム「サーカス」のツアー。
 えらくつまらなくて唖然としたのが良い思い出。かっこわるくはなかったけど、かっこよくもなかった。

 くるりとザ・フーも観に行った。
 くるりもザ・フーもすごく良かった。かっこよかった。

 くるりで覚えているのは、アンコールの「東京」のブレイクで静まりかえったところ。シーンとしてかっこよかった。

 ザ・フーはひたすら大興奮。ただただ大興奮。長年持っていたロジャー・ダルトリーに対するわだかまりが完全に無くなった記念すべき日。ザ・フーを好きになってから、ただただロジャーのボーカルが残念だったの。でも、別にそれでいいじゃないかと、何の問題もないだろうと、それがザ・フーなのだからと、全て肯定的になった。
 この日の武道館公演を見てロジャーの全然抜けてこない、響きわたらない歌声が大好きになった。

2013年2月18日月曜日

けいおん!! ギター用エフェクター ディストーション

けいおん!! ギター用エフェクター ディストーション(2012)
2012年の初夏にTBSのショッピングサイトで購入。ツイッターで発売を知って衝動買い。
 使い勝手が良くて、最近はこればかり使ってる。

 「けいおん!」、最初は「アニオタが騒いでるなー」程度にしか思ってなかったのが、マンガを読んだら、「この作者は音楽と音楽機材が大好きな人なんじゃないか?」と感じて好きになった。楽器の描き方や、さわちゃんのギターがオールドで超高値で売れた話にそんな雰囲気を感じたの。
 そして、最近溢れてる「これがロックだぜ!」「ロックってこういうことだろ?」系マンガとは違い、そんなの関係なくどうでも良い雰囲気で話が進んで行くところが好き。中途半端に暑苦しい男キャラが全く出てこないのは最高。

 あと、「けいおん!」は楽器屋に高校生を連れてきた。「けいおん!」ブーム以降、放課後くらいの時間帯に楽器屋へ行くと高校生がいるようになってた。
 そして、レフティのジャズベースが飛ぶように売れ、赤いマッチングヘッドのムスタングが各社から発売される事態。
 楽器の売り上げにこんなに影響したマンガ、アニメはないんじゃないか。涼宮ハルヒでItaliaのMondial Classicが売れたくらいか。「BECK」にコンペティション・ライン入りムスタングが出たのは影響あったかもなー。いまライン入りの売ってるし。高校生のころ、天羽セロニアス時貞でサドウスキーのギターとBOSSのOD-1を知ったなー。

2013年2月16日土曜日

Picturesque Collectors' Land - 幻想王国のコレクターズ -

ザ・コレクターズ「Picturesque Collectors' Land - 幻想王国のコレクターズ -」(1990)
 高校生の頃、某所に寄贈されたCDコレクションが処分されることになり、その中に欲しい物があったら持ち帰って良いと言われて大喜びで選んだ中にあった1枚。
 その十数年後、このバンドの人たちと知り合い、ミュージックビデオを作ったり、その演奏に合わせて手品をさせられしたりするようになるなんてこと、当時の自分に伝えても意味がわからないと思う。

 で、その頃は戦前ブルースだのフランク・ザッパだのにはまっていた時期だったのでほとんど聴かず。

ザ・コレクターズ「Picturesque Collectors' Land - 幻想王国のコレクターズ -」(2004)
再販された紙ジャケのも持ってる。ボーナストラック3曲付き。
 聴き比べるとこっちの方が圧倒的に音が良い。

2013年2月13日水曜日

エピフォン レスポール・スタジオ

エピフォン レスポール・スタジオ
テレビ出演のギャラとしてもらったギターなので、ギャラ・ギターと呼んでいる。

 2005年の夏、テレビ東京「音神GIG TV!」という番組内の「押忍!エアギター道場」というコーナーにレギュラー出演していた。
 出演料、一銭ももらってないなー、とぼんやりしている間に番組は終了。その最後の収録のときに、このギターをいただきました。

 いわゆる安ギターだけど、遊びで弾くのに何のストレスもないところが気に入ってる。少しズレて付いてるペグがあったりするところが可愛い。
 ぼくはこのギターを人前で弾いたことがないのだけれども、プロのギタリストに人前で弾かれたことがある。
 そんなギター。

2013年2月10日日曜日

THE BEST OF BETTY WRIGHT

ベティ・ライト「THE BEST OF BETTY WRIGHT」(1992)
大学浪人中に大宮のアルシェのCD屋で購入。
 小沢健二「ラブリー」のアレンジの元ネタ曲「Clean Up Woman」が聴きたくて買った。

 当時よく聴いていた音楽の中に、フリッパーズ・ギターや小沢健二のアレンジの元ネタを発見し、「おおっ!これスティービー・ワンダーだ!」「これはスライ&ザ・ファミリー・ストーン!」という風に楽しんでいました。

 「Clean Up Woman」はそのまんま過ぎて笑った。
 いま聴いても笑える。楽しい。

2013年2月8日金曜日

Pieces Of Africa

クロノス・カルテット「PIECES OF AFRICA」(1992)
2回目の大学浪人中に購入。
 アフリカ人作曲家とクロノス・カルテットとのコラボレーションCD。

 大学浪人中に仲良くなった予備校の先生から教えてもらった。
 その先生はぼくが日大芸術学部の音楽学科を目指していることに対して興味を持ってくれ、熱心に小論文指導をしてくれていた。その合間にぼくの知らない音楽も教えてくれ、その中にクロノス・カルテットがあった。
 クラシックとロックの両方を聴いているならば、ジミ・ヘンドリックスの「紫の煙」を演奏しているクロノス・カルテットを好きになるんじゃないか、と思ってくれたらしいが、その「紫の煙」ではなく、この「PIECES OF AFRICA」に収録されている「Mai Nozipo」にやられた。
 シンプルなメロディの繰り返しと疾走感のある打楽器の演奏がとてもポップでたまらなく格好良い。

2013年2月6日水曜日

おどる亀ヤプシ

ユニコーン「おどる亀ヤプシ」(1990)

中学2年生の11月、蓮根のVOICEで購入。予約特典か何かでポスターが付いてきた。

 このアルバムの1ヶ月前に発売された「ケダモノの嵐」はレコード大賞でベストアルバム賞とアルバム大賞を取ったくらいの大名盤なのだけれども、当時中2の1ヶ月分の小遣い3,000円を注ぎ込めず、翌月に発売したこの「おどる亀ヤプシ」を喜び勇んで購入。
 「あれ?なにこれ?」と思った。
 想像していたのと違ったせいなのだけれども、何で違ったのかというと、曲のアレンジをバンドの外部(矢野誠とか長谷川智樹とか小西康晴とか仙波清彦とか)に委託してたため。
 それがわかったのは、大人になってから。

 当時、何かの音楽番組に出た奥田民生が、司会者からの
「『ボサノバ父さん』の歌詞にある『秘密』ってどんな秘密なんですか?」
という問いに対して
「なんですかねぇ、『お前が幼い頃、風呂場で転びそうになったとき、俺のチンコを握って助かったんだ!』、みたいなことじゃないですかねぇ」
という感じのことを答えていたのが、かっこよかった。

2013年2月4日月曜日

伝説のデルタ・ブルース・セッション1930

サン・ハウス&チャーリー・パットン「伝説のデルタ・ブルース・セッション1930」(1990)
高校1年生のころ、お茶の水のディスク・ユニオンで購入。
 柴山俊之さん、鮎川誠さんが所属していたサンハウスのバンド名の由来が、アメリカのブルースマン、サン・ハウスだと知り、それは是非とも聴かないと!と思って買ったCD。
 お茶の水のディスク・ユニオンだったらきっと売ってるだろうと軽い気持ちで買いに行ったら本当に売っていて、とても嬉しかった。

 CDのアーティスト名は「サン・ハウス&チャーリー・パットン」となっているけれど、他にルイーズ・ジョンソン、ウィリー・ブラウンも収録されている。
 1曲目はルイーズ・ジョンソンのピアノ弾き語り。その古くてザラザラした汚い音質から「これが戦前のアメリカ南部の居酒屋で鳴っていた音楽…」という風に想像力を掻き立てられ、その歌と演奏の生々しさに興奮しました。

2013年2月2日土曜日

オービル・バイ・ギブソン ES-335

オービル・バイ・ギブソン ES-335
高校1年生の春にお茶の水のBig Bossで買ったエレキギター。
 ギターを弾ける同級生に「チャカチャカとカッティングするのに良い楽器は何?」とたずねたところ、「セミアコだ」と言われたのでこれにした。
 今にして思えば、ぼくが出したかった音はフェンダーのシングルコイル・ピックアップの音だったのだけれど、高校1年生のぼくにフェンダー系の楽器はいまいち格好良く見えなかった。ストラトとかテレキャスとかは。
 そのため、ギブソン系のハムバッキングでそんな音は出ないかとたずねた結果、「セミアコ」と言われたの。

 で、これ、それはそれは弾きやすく、それはそれは良い音のする、それはそれは良い楽器だったのに、高校3年生の夏、吹奏楽部の合宿へ持って行く途中の駅で倒れてネック折れて、現在に至る。
 大人になったらきちんと修理するつもりでいたのに、こんなにもお金を持っていない大人になるなんていうことを知らなかったのよな。

 1990年代初頭の日本製なので1990年代初頭の普通のギブソンより物が良いんじゃないかなんてことを思っている。実際本当にそうなのかどうかはわからない。
 もうそろそろいいかげん、なおさないとな。